《つくり手さんインタビュー!》「Brillar」守屋トモ子さん


―― 忙しくても1日1回は縫わないとウズウズしてしまう…! 今回は、縫い物が好きで好きでたまらない、Brillarの守屋トモ子さんにインタビューをさせていただきました。 


現在は子育てを優先した生活を送っているとのことでしたが、空いた時間にものづくりをし、他県の雑貨屋さんに納品したり、こしゃってマルシェをはじめとしたイベント等に参加されています。


 ものづくりを始めたきっかけを伺うと、子供の頃からモノを作る事が好きだった、と話してくれました。 以前、雑貨屋で働いていたことがあり、そこで販売していた布小物を見て「私も作ることが出来るかも」と思い作ってみたのが始まりで、その後どんどん、ものづくりの魅力に惹かれていったそうです。


 作品を見てくれた方が気に入ってくれた時、物作りを通して色々な方々と出会えた時。 そんな瞬間に、ものづくりのやりがいを感じている、守屋さん。 ものづくりをする中で”作ることを楽しむこと”を大切にしていて、ものづくりしている時間はとても楽しい、という話をお聞きしました。 


ですが、そんな守屋さんも、楽しいことばかりではないようです。 「すぐに緊張してしまい、出店する時は いつもお腹をこわしてしまいます(笑)」というエピソードも教えてくれました。


 今回は、ねずみモチーフの作品を多く出品するそうです。 

―― なぜ、ねずみなんでしょう? 

「ねずみは家族が多いことなどから 幸せの象徴だそうです。『手にした方に幸せが来ますように』と想いながら作りました。」と話してくれました。 見た人が、癒されるような、ほっこりするような、そんな作品ばかりですね。 ねずみはもちろんですが、おひげの刺繍もとってもキュート。 作品を見ると、ニコニコと楽しみながら作製している守屋さんが目に浮かんできますね。

 作品についてお聞きすると、刺繍やねずみくんシリーズ等は一点一点が微妙に違うそうです。是非、これだ!とピンときたお気に入りの子を見つけて飼い主になってあげてください。


 最後に、こしゃって山の学校祭に来られるみなさんに「Brillarのモノを日々のお供にほんのちょっぴり『クスッ』や『ホッ』っとして貰えると嬉しいです」とメッセージをいただきました。


 (文:合掌 恵) 

 ----------------------------------------------------------------

 Brillar (手しごと/酒田市)布物小物

---------------------------------------------------------------- 

 こしゃって山のがっこう祭 

日時:2017/10/9 月・祝  

マルシェ&ワークショップ10:00~15:00 

音のステージ・フィナーレ14:30~16:00 

イベント詳細はこちらから↓ 

goo.gl/K2Acmm 

----------------------------------------------------------------  

くしびきこしゃってプロジェクト

“こしゃって”は庄内弁で“作って”の意。 「こしゃってマルシェ」をはじめ、庄内・鶴岡の暮らしをちょっと楽しく、ここにある豊かさをみんなで味わう“もの”や“場”をこしゃっています。